同フォーラムでは福田理事長と曾培炎副理事長もそれぞれ基調演説を行った。
福田理事長は「日中国交正常化から40年、両国の経済貿易協力は大きな発展を遂げた。新たな情勢に直面する中、双方は耐震・災害救助、エコ・環境保護、財政・金融、地域経済一体化などの分野での協力を強めることで、戦略的互恵関係をより深いレベルへと発展させることができるだろう」と述べた。
曾培炎副理事長は「過去40年間、中日関係は多くの紆余曲折に見舞われたが、両国の経済貿易関係は、そんな両国関係を安定的に発展させる原動力であった。双方は今の中日経済貿易協力分野に潜む大きなチャンスをしっかりと掌握・利用し、『FTA』、『構造調整』、『通貨直接取引』、『持続可能な発展』など、いくつかの重要分野をしっかりとつかみ、中日経済貿易協力を新たなステップに進めていく必要がある」とした。
フォーラムに出席した両国の企業家は、貿易、投資、エネルギー、通信、電子、金融、運輸、製造業などの分野をめぐり、討論を行った。(編集SN)
「人民網日本語版」2012年7月6日
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