ナザルバエフ大統領は「新たな情勢の下、加盟国は計画を強化し、安全保障、経済、人、文化面で上海協力機構のバランスの取れた発展を確保すべきだ。『3つの勢力』および国際ネット犯罪に断固たる打撃を与え、加盟国の多角的経済協力を推進し、上海協力機構大学を創設して、教育・人的・文化交流を促進すべきだ」と述べた。
アタンバエフ大統領は「各加盟国は『上海精神』の導きの下、団結を強化し、実務協力を強化すべきだ。上海協力機構専門の口座と開発銀行を速やかに設置し、エネルギー、交通インフラの相互接続を推し進めるべきだ。キルギスは上海協力機構の議長国を引き継ぐ。上海協力機構の発展を促進するため引き続き積極的に努力したい」と述べた。
プーチン大統領は「上海協力機構は今後の発展に向けた戦略と行動計画をしっかりと策定すべきだ。安全保障協力を強化し、テロ組織対策と麻薬取締りの機能を備えるべきだ。経済協力を深化し、上海協力機構実業家理事会と上海協力機構銀行連合体の役割を発揮し、大型協力事業を推進し、物流などの産業発展を加速すべきだ。人的・文化交流を推進すべきだ。ロシアは加盟国企業・国境地帯青年フォーラムを開催する。上海協力機構は開放の原則に基づき、他の国や国際・地域組織との結びつきを発展させるべきだ」と述べた。
ラフモン大統領は「上海協力機構は政治、安全保障、経済、人・文化分野でプラスの成果を上げ、加盟国の善隣友好協力に新たな道を切り開いた。加盟国は経験を総括し、支持し合い、安全で幸福な、調和のある、繁栄する大家族を共に築くべきだ」と述べた。
カリモフ大統領は「『上海協力機構中期発展戦略計画』によって将来の発展の方向性と重点が明らかにされた。今回のサミットによって加盟国の実務協力が力強く促され、新たな脅威や試練への効果的な対処が実現し、加盟国のために平和で安全な外部環境が築かれるものと信じる」と述べた。
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