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第12期全国政協第1回会議
>>経済・民生
 
中国の農業経済レベルを上げるには
 

異議

中米の農業には確かに格差が存在するが、それは本当にそんなに大きいのだろうか?異議を唱える専門家もいる。中国科学院農業政策研究センター主任の黄季焜氏は、「農業労働生産性と農業労働力比率などの比較で中米の農業格差を考えるのは偏っている」との考えを示している。各国ごとにもともと持っている資源も異なれば、国情も違う。農業労働生産性と農業労働力率で農業現代化レベルを比較することにはなんの意義もない。

黄季焜氏によると、国際的に通用している農業現代化指標は、科学技術レベル、食糧作物の単位面積生産高レベル、全要素生産性などであり、国家間で比較可能なのは生産コストと価格、或いは農産品生産の比較優位性である。これらについては言えば、中米間に格差はあるもののそれほど大きなものではない。中国の農業が米国、日本、フランスなどより100年以上遅れているというのは確かに誇張しすぎである。

農業部産業政策・法規司司長の張紅宇氏の考えは次のようなものだ。「中国と西側先進国とでは、農業現代化が始まった時期が大きく違っている。先進国との比較において、農業経済のスピード、規模、効果利益のいずれについても、中国と世界の現代農業との間には確かに大きな格差があり、中国の農業現代化の道はまだ非常に困難だ。しかし、同一の指標体系で発展格差が何年あるかを比較することには、議論の余地があるのではないか」。

張紅宇氏によると、中国が農業の現代化を実現するには、根本から伝統農業を改造し、先進国農業との格差を大きく縮め、分野によっては世界先進レベル、全体・平均レベルでもだいたい先進国レベルに近いところまで持っていくことが必要だ。近年来、中国の農業現代化はこれらの面で大きな進展を遂げた。例えば穀物、水稲、小麦の単位面積生産高ではすでに先進国レベルに達し、また農業機械化、1人当たり栄養供給など26の指標では初等発達レベルに達している。したがって、「中国の農業は米国より100年遅れている」という判断には、中国の農業現代化全体の状況が反映されていない。

張紅宇氏が考える中国農業に対する客観的な評価は、「中国の農業は数々の困難を克服し順調に発展してきたが、農業生産全体の労働生産性の低さは認めざるを得ない。農業の基本的地位は依然として強化する必要があり、農民所得レベルを至急高めるべきだ」というものである。

 

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