5月15日、日本・東京で、展示を見る魯迅の孫娘、周寧さん(左)と日本の内山書店の友人。
中日国交正常化40周年を記念する「魯迅と日本の友人展」が15日、日本・東京の中国文化センターで開幕した。
日本駐在中国大使館の孫美嬌参事官、魯迅の孫娘の周寧さん、魯迅の日本の友人の子孫、日本の漢学者、日中友好団体の責任者など日本の各界人士約100人が開幕式に出席した。
上海魯迅記念館の王錫栄館長は開幕式で「魯迅は20世紀中国の偉大な文学者で、若い頃日本に留学し、その一生の間に数百人の日本の友人と深い友情を築いた。また日本から多くの日本や西洋の書籍を翻訳、転訳し、日中両国人民の相互理解拡大のために絶えず努力してきた」と挨拶した。
「魯迅と日本の友人展」は「日本留学」、「翻訳活動」、「友好交流」の3部分に分かれ、貴重な写真300枚や魯迅の自筆文、書籍、実物など100点以上が展示される。魯迅の日本の友人、漢学者の田中慶太郎氏の孫娘、古西洋子さんが開幕式で上海魯迅記念館に田中氏の書法作品9点を寄贈した。
同展は4月20日に上海魯迅記念館で幕を開け、今回の日本の展示は上海市人民対外友好協会、上海魯迅記念館、東京中国文化センターが主催した。今後は愛知県の愛知大学、大阪府豊中市、宮城県仙台市などで巡回展示が行われる。「新華網」が伝えた。(編集YH)
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