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第12期全国政協第1回会議
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中国経済のリスクを正視する

異なる見方

中国銀行国際金融研究所の報告のように、中国経済リスクに対し懸念を示している人は多い。では、中国経済が直面しているリスクはいったいどれだけ大きいのだろうか?

中国銀行国際金融研究所の報告が発表された後、国際通貨基金(IMF)は5月8日に北京で、世界経済の見通しを予測した報告書を発表した。同報告は、2012年の世界経済は2011年に比べある程度改善し、中国経済は8.2%の成長率を保つだろうと指摘した。IMFは、中国にはまだ経済成長維持に十分な政策的余地があり、下半期に中国経済の成長は加速するだろうとしている。

北京領先国際金融資訊公司のシニア・アナリストである董先安氏は、目下の中国経済最大のリスクは外需の疲弊によるもので、外需疲弊が経済成長を妨げていると考えている。

中国税関が5月10日に発表したデータによると、4月度の中国輸出入総額は3080億8000万ドルで、同期比成長はわずか2.7%だった。これは金融危機前に中国の輸出入が示した2ケタ成長とは鮮明なコントラストを見せている。それと同時に、広州交易会(春季)の輸出成約が08~09年のような減少の兆しを再び呈し、これがさらに今後の中国外需疲弊に対する企業主たちの懸念を増大させた。

中国現代国際関係研究院研究員の江涌氏は、中国経済のリスクは対米依存によるものだと考えている。中国は市場、技術、ブランド、販売ルート、さらには金融、人材、秩序、思想理論など全方位にわたって米国に頼っている。分かりやすく言えば、これがつまり中国の米国に対する実質的依存なのである。

まさに中国の米国に対する実質的依存のために、中国は対外(少なくとも経済)政策上で日増しに独立性と自主性を失い、米国は様々な方法で中国に難癖をつけるようになった。反ダンピングや反補助金、人民元為替レート、知的財産権、労働基準、市場開放など多くの面で、中国は受け身にまわっている。

第111回広州交易会の成約額は5%近く減少した。写真は交易会会場で奔騰電器ブースの商品展示前を通り過ぎるバイヤー (陳曄華撮影)

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