訪米中の梁光烈国防部長は7日午後、中国国防部長として9年ぶりに米国防総省を訪れ、パネッタ米国防長官と会談した。会談後の共同記者会見で梁国防部長は中米両国・両軍関係、国際・地域情勢、その他共通関心事についてパネッタ長官と率直かつ踏み込んで意見交換し、4つの共通認識に達したことを明らかにした。中国新聞社が伝えた。
(1)中米両軍関係は両国関係を構成する重要な一部であり、双方は相互尊重と利益共有を基礎とする中米協力パートナーシップの枠組みの下で、健全で安定した、信頼できる両軍関係の発展に尽力する。
(2)両国防当局・両軍間の戦略面の意思疎通を強化し、対話と協議を通じた戦略面の相互信頼の強化を堅持し、溝や敏感な問題を適切に処理する。中米国防部防衛協議、国防部実務会合、海上軍事安全協議、および国防部ホットラインの重要な役割を引き続き発揮する。
(3)各レベル、各分野の実務交流や協力を引き続き強化し、共通利益をたゆまず拡大する。双方は人道的救援・減災、軍事資料、環境保護、医学、教育、レクリエーション・スポーツなどの分野で幅広く交流や協力を繰り広げることで合意した。
(4)現在アジア太平洋地域は複雑で厳しい安全保障情勢にある。安全保障分野での両軍協力の強化は地域の平和・安定維持にプラスで、双方の根本的利益に合致する。安全保障上の様々な脅威や試練に対処するため、中米両軍は引き続き非伝統的安全保障分野の協力を強化すべきだ。双方は人道的救援・減災、海賊取り締まりなどの合同訓練の年内実施で合意した。
梁国防部長は「中米協力パートナーシップの発展に見合った平等互恵・協力共栄志向の新しい軍事関係の構築は中米国防当局の共通の責任であり、世界や地域の各国の共通の期待でもある。このため中米は互いの核心的利益や重大な懸念を尊重し、問題や溝を適切に処理し、対話や意思疎通を強化し、実務協力を深化し、両軍関係の健全で安定した前向きな発展を促すべきだ」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年5月8日
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