「中日国交正常化40周年記念中日書画大家芸術展」が先月28日、法門寺(陝西省宝鶏市)で開幕した。中日両国書画大家の作品170点以上が出展され、日本の内閣で建設相、郵政相などを歴任した中山正暉(なかやま・まさあき)元衆院議員が、晴美夫人と開幕式に出席した。ウェブサイト「中国新聞網」が伝えた。
開幕前に、両国著名書道家による現場交流揮毫(きごう)会が催された。呉三大、張珂の各氏ら中国書道家と日本の書道家が書を友に、切磋琢磨し、心を通わせ、会場は熱気に包まれた。
張珂氏の「龍」の字の作品は今年年初、日本郵便から記念切手として発行され、中日両国から大きな反響を呼んだ。発売間もなく収集家の人気を集め、貴重な芸術作品として注目された。法門寺を訪れていた日本人観光客は「日本でも張珂・先生の精魂こもった作品を拝見しておりました。先日、西安の書店で先生の奥深い大作『意造宋代』を買うことができ、思いがけないことで大喜びしました。大切にしたいと思います」と語った。
両国の書道家は墨を通じ、相互交流と理解を深めた。中国と日本の書道には無数の共通点があり、交流揮毫会で互いに腕を競うことで、心底の友情が深まった。(編集HT)
「人民網日本語版」2012年5月3日 |