日中国交正常化40周年を記念する「日中代表書法家展」が2日、日本・新潟県市民会館で開幕した。日中両国のトップクラスの書家の作品80点以上と、現地新潟の書家の作品77点が展示される。
同展は全日本書道連盟、中国書法家協会などが共同で主催。中国書法家協会のメンバーや書法界で活躍する書家40人が作品を展示している。また全日本書道連盟の樽本樹邨理事長を初めとする日本の書法家が同日の開幕式で揮毫を行い、現在の日本を代表する最高レベルの作品を披露する。
会場では在新潟中国総領事の王華氏は「書法芸術は中国に起源を持ち、漢字と共に日本に伝わり、中日両国で多くの愛好家を持つ。書法は中日両国の共通の文化的財産で、両国の友好関係を維持するための文化的な架け橋となる」と挨拶をした。
新潟県の泉田裕彦知事は「40年前に田中角栄首相と周恩来総理が両国の先代の政治家を代表して両国の国交正常化を実現した。田中角栄氏の故郷である新潟で今回の書法展を実施することには特別な記念的な意義がある」と述べた。
同展は4月3日に東京の中国文化センターで開幕した後、新潟で2週間の展覧活動を行い、6月には長野県で開催される。「新華網」が伝えた。(編集YH)
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