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電気自動車が中国自動車産業発展の重点に

 

将来的発展

『計画』によって電気自動車が主要戦略に確定されたことで、これまで中国の新エネルギー車発展においてずっと意見が一致しなかった技術路線問題が一段落した。

しかし、これは電気自動車がすでに普及段階に達したことを意味しているわけではない。国の「863計画」省エネルギー・新エネルギー車重大プロジェクト監理諮問専門家グループのグループ長である王秉剛氏はニュースメディアの取材を受けた際、「現在、ハイブリッド車の産業化条件は比較的成熟している。電気自動車は今後の発展方向ではあるが、技術格差を踏まえると、今のところスタート段階にあるにすぎず、電気自動車市場が比較的速い発展を見せるのは5年後になるだろう」との考えを示した。

第12回北京国際モーターショーに出展した上海汽車集団の燃料電池自動車 

4月14日に行われた中国(上海)電気自動車国際モデル都市パートナー組織第1回年会で、出席者代表は「電気自動車発展の重点は、将来的には商業モデル革新支援に移っていくだろう」との旨を強調した。

中国自動車工程学会常務副秘書長の張進華氏は、「中国の新エネルギー車モデル都市の所期計画と政策については、今年年末に調整が行われる予定だ。次の一歩としては、モデル都市のエリアを適度に拡大すると同時に、重点を商業モデル革新支援へと移していく」との方針をはっきりと示した。

現在、中国の新エネルギー車モデル都市には主に3つの商業モデルがある。1つは完成車販売で、典型的なのは合肥だ。2つめがレンタルで、電池レンタルと車レンタルの2種類があり、典型的な都市は杭州である。3つめが融資リースで、金融機関が電池を購入して所有権を有し、それを公共交通企業にリースし、公共交通企業は政府からの補助を受けるというものだ。このモデルは主に合肥と杭州の路線バスで採用されている。

トヨタのHEMSは2011年にトヨタホームが開発した家庭と自動車のエネルギー連動を実現するシステムで、もうすぐ販売が開始される住宅商品に装備される見通しだ。家庭のエネルギー管理システム(HEMS)、家庭用蓄電池、電気自動車(EV)とプラグイン・ハイブリッド車(PHV)充電器、緊急電力供給システムで構成されており、HEMSを中心にして、自動車との充電連動、自動車と家庭用蓄電池を利用した緊急電力供給の実用化を実現している。

張進華氏は言う。「中国の電気自動車産業はまだ完全には商業化段階に入っておらず、製品の商業化実現にはしっかりした商業化モデルが必要だ。そのモデルは、一般市民が購入しやすく使用しやすい電気自動車をメインとしたものであるべきだ」。

「北京週報日本語版」2012年5月2日

 

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