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北京週報>>特集>>2014国連気候変動リマ会議>>評論  
電気自動車が中国自動車産業発展の重点に

本誌記者 蘭辛珍

 

期待を集めること数年、無数の討論と修正を経て、『省エネルギー・新エネルギー車産業発展計画(2012—2020年)』(略称『計画』)が4月18日、温家宝国務院総理の主宰で開催された国務院常務会議を通過した。この計画に基づき、電気駆動方式が中国自動車工業モデル転換の主要な戦略方向となった。

温家宝総理は今回の会議で、省エネルギー・新エネルギー車産業の育成と発展を加速することは、中国のエネルギーと環境に対する圧力の緩和、自動車産業モデル転換とアップグレードの促進、新たな経済成長ポイントの育成にとって重要な意義を持つと指摘した。また、電気駆動を自動車工業モデル転換の主要戦略方向とし、当面は電気自動車とプラグイン・ハイブリッド車の産業化を重点的に推進し、プラグイン方式以外のハイブリッド車と省エネディーゼル車を普及させ、中国の自動車産業全体の技術レベルを向上させるべきだとした。

『計画』は、中国の省エネルギー・新エネルギー車について次のような当面の市場目標を確定した。①2015年までに、電気自動車とプラグイン・ハイブリッド車の累計生産販売台数50万台を達成し、2020年には500万台を突破する。②2015年の年間生産乗用車の平均燃費を100キロ当たり6.9Lまで下げ、2020年には5.0Lとする。③新エネルギー車、動力電池、キーデバイス技術を全体的に国際的な先進レベルまで引き上げる。

以上の目標を達成するために、中国政府は一連の支援措置を講じていく。それには、技術革新プロジェクトの実施、応用普及・モデル都市展開の加速、現地の状況に合わせたトリクル充電ポイントと公共急速充電施設の建設、標準体系と参入管理制度の整備、財税金融政策的支持の拡大、積極的な国際協力展開などが含まれる。

第12回北京国際モーターショーで北京現代汽車の電気自動車を見学する参加者

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