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北京週報>>特集>>中日国交正常化40周年>>2012中日国民交流友好年  
日本の桜の木の下 中国人には納得できない光景

 

東京都目黒区の目黒川両岸の桜

 ちょうど今、日本は桜の開花シーズンで、中国から来た友達に付き添い、代々木公園で花見をした。

 車をおりると、桜の下に青いビニールシートに敷いて座り、飲食している花見客が見える。

 これは日本で何年も生活していると見慣れた、桜と盛り上がりは調和した光景だ。去年のこの季節は、東日本大震災が発生したばかりで花見の是非について、多くのグループが躊躇って見送った。日本は今年、例年と同じの様子を回復したようだ。

 中国人の友達はこれを見て理解できないようで、「彼らはなぜ桜の下で食事をするの?日本は外でものを食べない国じゃなかった?」と尋ねた。私はこれが日本文化の1つで、「花見酒」という言葉があり、桜の下で会食には意味があると説明した。

 私たちが行った時は、昼ごろで、桜の下の人は上品に振舞っていた。例えば主婦が子供を連れ、あるいはいくつのOLなどだったが、もし夜になると、「夜桜」を見る時、よっぱらいが多くなる。

 昼間、人がいない青いビニールシートが見えるが、これは位置をとっておくためだ。代々木公園はかまわないが、場所によってはビニールシートだけで場所をとっておくことが禁止されている。日本の花見のシーズンは4月上旬で、新入社員が会社に入ったばかりのため、雑用に使われる。その中には早めに花見の場所取りをすることも含まれている。

 夜、桜の下で酔っ払いが多く見受けられる。泣いて笑って歌を歌う人がたくさんいて、更に裸で走る人もいる。

 日本人は確かに、街で食べながら歩く人はほとんどいないが、公園で食べないことはおかしいことだ。我慢とリラックス、その境目を日本人は生まれつきに理解している。日本で20年あまりに生活している私はわかっていても、時々不思議に思う。中国からの友達からみると、確かに理解できないだろう。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年4月20日

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