中国の蔡武文化相は10日、中国政府の特使として松山バレエ団(東京都港区)を訪れ、清水哲太郎総代表、森下洋子団長およびダンサーらと面会した。同バレエ団は蔡特使を熱烈に歓迎、ダンサーが総出で迎え、森下団長はダンサーを率いバレエ「黄河頌」のハイライトを披露した。文化部ウェブサイトが伝えた。
蔡特使は感激の面持ちで、「松山バレエ団は世界的に著名なバレエ団であり、中日民間友好交流のさきがけを築かれ、両国文化交流の旗振り役を果たされました。今年は中日国交正常化40周年、そして『中日国民交流友好年』です。中国国民は松山バレエ団の皆さんの真摯な友情を忘れることはありません。松山バレエ団が今後、清水総代表、森下団長のご指導の下、さらにご発展され、引き続き中日友好と文化交流事業のために新たな貢献をされることを期待申し上げます」と述べた。
清水総代表は蔡特使が自ら松山バレエ団を訪問したことに謝意を示し、「中国の諸先輩の方々のご指導の下、松山バレエ団はこれまで日中友好、日中文化交流を大切な事業としてきました。昨年は文化部のお力添えの下、松山バレエ団は13回目の訪中公演を実現しました。私どもは日中友好と日中文化交流のため、今後も貢献して参りたいと存じます」と応えた。(編集HT)
「人民網日本語版」2012年4月12日
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