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創価大「周桜」鑑桜会 |
日中国交正常化40周年を記念し、創価大学(東京都八王子市)は8日、キャンパス内で、第33回「周桜」鑑桜会を開催した。周恩来・元総理の姪である周秉徳さん、周秉宜さん、甥の周秉和氏、周秉華氏、さらに中国駐日大使館の孫美嬌・参事官らが出席した。ウェブサイト「日本新華僑報網」が伝えた。
創価大創立者・池田大作氏は1974年、日中平和友好条約の一日も早い締結を願い、日中友情「ゴールデンブリッジ」訪中の旅に赴いた。中国滞在中、闘病中の周恩来・総理(当時)と会見し、桜が満開の季節の友好使者訪日の約束を結んだ。無念にも、周総理の美しき願いは叶わず、辞世の句となった。
周恩来夫妻の中日友好に対する貢献を記念すべく、池田氏は創価大キャンパス内に桜の木8本を植樹、「周桜」と名付けた。同大「文学の池」ほとりの2本は「周夫妻桜」と命名され、周恩来・元総理と妻のトウ穎超さんの恩愛と友情を記念した。
池田氏が植樹した日中の世代を超えた友好のシンボル「周桜」「周夫妻桜」は深く根付き、大樹となった。日中両国民の周恩来・元総理に対する深い回顧の情を託し、創価大は毎年、桜が満開の季節に「周桜」観桜会を催してきた。日本人学生の一人は、「観桜会に参加することで、日中友好の歴史に対する理解が深まります。私たちは将来、中国の同世代の人々と一層交流し、理解を深めたい」と述べた。
周秉徳さんは、「周恩来・元総理の親族として観桜会に出席でき、感無量です。『周桜』を観ると、周恩来・元総理夫妻の中日友好への切なる願いが感じられます。中日両国民は世代を超えた友好と世界平和のため、共に努力すべきです」と語った。(編集HT)
*トウは「登」に「おおざと」
「人民網日本語版」2012年4月12日
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