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加藤嘉一氏、中国の10年間の変化を語る

 

蒋方舟氏(作家)と加藤嘉一氏、トーク番組撮影の様子(2011年11月5日)

 「中日交流民間大使」と称される加藤嘉一氏は、26日に貴州大学を訪問し、講演会「ゼロから始めた、中国での10年間の奮闘」を開いた。講演会の終了後、加藤氏は記者の取材に応じ、「過去10年間、日本人は中国の台頭に直面し、卑屈かつ尊大になっている」と答えた。中国新聞網が報じた。

 --今朝は貴州大学で、ご自身の中国における10年間の奮闘について講演会を開かれましたが、この10年間で中国の最も顕著な変化は何でしたか。

 加藤:まずは同質化です。都市建設も大学建設も同質化しており、全員の考える事柄が一様化しています。次に、例えば「成功」等、主流とされる価値観が強化されています。これらの状況により、中国には多様性が存在しますが、人々の考え方や行動様式には、深刻な同質化が見られます。

 --中国人の心理状態には、10年前と比べてどのような変化がありますか。

 加藤:不動産購入等、拝金主義がはびこっています。不動産購入は正しいことですが、その目的は結婚であり、実用主義的・投資主義的・功利主義的です。シニシズムもあります。これらの主義が深刻化を続けており、人々は個性を強調する一方で、個性化を図る手段を失い、誰もが同じことを考え、大勢の考えに盲目的に従っています。また中国人は、意味のない事のために駆け回っています。例えば大学生は職探し、家探し、恋人探しのため駆け回っています。その行為そのものが問題なのではなく、人々の動機が同一化しており、主流とされる価値観の影響に支配されていることが問題です。人々は目先の功利を求め、ひけらかすことを好みます。

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