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北京市第十九中学の余校長(左)と訪中団の渡辺団長が記念品交換 |
中日友好協会の招きを受け、2011年度第4回日本高校生訪中団は20日、北京に到着し訪中を始めた。一行約100人は翌21日午後、北京市第十九中学(中学・高校:北京市海淀区)を訪問し、同校の生徒と交流した。
歓迎式典では、第十九中学の余暁霊・校長らが一行への歓迎の言葉を述べ、訪中団の渡辺英司団長(神奈川県立神奈川総合産業高等学校校長)があいさつした。渡辺団長は、東日本大震災発生の際、中国の日本の被災地への無私の援助に感謝し、また第十九中学の熱烈な歓迎に返礼、訪中団の生徒達がまたとない機会を生かし、中国の生徒達と豊かな交流をしてほしい、と述べた。
式典後、一行は美術・心理学・技術の各授業の3グループに分かれて教室入りし、第十九中学の生徒達と交流した。心理学の授業では、教師が特別に準備した内容で授業を行い、言葉の通じない中日両国生徒達が、英語やボディランゲージで交流し、力を合わせて授業に取り組んだ。美術の授業では、訪中団の生徒達は中国の切り紙細工を体験した。いまにも羽ばたきそうな蝶の作品が完成すると、日本の高校生達から驚きと喜びの声が沸いた。 訪中団一行は最後に、のこった僅かの時間で同校のグラウンドで、中国の生徒達との中日対抗バスケットボール試合を提案した。短い時間だったが両国生徒の間には、小さなバスケットボールを通じて深い友情が結ばれた。(編集HT)
「人民網日本語版」2012年3月22日
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