中日国交正常化40周年記念事業の1つである「周恩来と日本」写真展が17日、札幌で開幕した。開幕式には在札幌中国総領事館の許金平総領事、北海道の高橋春美知事、北海道日中友好協会の青木雅典会長らが出席した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
写真展は紀伊國屋書店札幌本店ビル内の会場で4日間開催され、「真理を求めて日本へ」「中日民間交流を促進」「中日国交正常化を推し進める」「日本人の心にいつまでも生き続ける」の4部構成。貴重な写真120点を通じて、周恩来の生涯を紹介する。
開幕式後に札幌大学孔子学院で催された「中日民間交流」講演会には、80人収容の教室が120人以上の聴衆であふれかえった。
許総領事は開幕式で、国交正常化実現への困難な道程を振り返り「国交正常化から40年で両国関係は長足の発展を遂げ、各分野の交流や人的往来も日増しに活発化している」と述べた。
北海道では今年2月、中日国交正常化40周年記念事業を成功させるために官民36団体が記念事業連絡会を設立。北海道と中国各地との交流を推進し、中日関係の前向きな発展に向けた基礎を固めている。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年3月18日 |