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中国の青年訪日団と日本の慶應義塾大学有志学生との記念撮影(東京・雷門前) |
「楽しかった。中国人の誠実さを感じることができて、中国がもっと好きになった。中国に留学する不安がなくなった」。これは、ある日本の大学生が、中国の青年訪日団との交流後にフェイスブックに書いた一節だ。
中国の青年訪日団一行27人が先月1日から8日まで、東京都、沖縄県、大阪府、京都府の4都府県を訪問した。訪日団のメンバーは、「笹川杯作文コンクール?感知日本2011」と「笹川杯全国大学日本知識大会2011」の入賞者。日本の大学や名所旧跡、美術館、記念館などを見学し、日本への理解を深めたほか、日本の若者との親睦も深めた。 ▽「新しい日本を発見した」中国の若者たち
訪日団に参加した大学生らは、8日間という非常に短い期間ではあったが、異なる隣国を感じ取り、自らの目で等身大の日本を見た。
「笹川杯全国大学日本知識大会2011」の入賞者、蒋青青さんは、帰国後に書いた感想文の中で、「東京人の忙しさ、沖縄人の笑顔の素朴さ、大阪人の面白さ、京都人の奥ゆかしさ、皆同じ日本人でも、それぞれ地域ならではの個性を持っているということが非常に印象的で、全く新しい日本を発見できた」と語った。
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