「中日友好協会」の唐家セン名誉顧問
中日両国の民間団体の責任者が一堂に会する「中日民間団体指導者会議」が17日、北京の人民大会堂で行われた。同会議は今年の中日国交正常化40周年に合わせたもので、「全国友好協会」、「中日友好協会」、社団法人「日中友好協会」が主催。中国からは「中日友好協会」の唐家セン名誉顧問(センは王へんに旋)や「中華全国青少年連合会」の王暁主席(会長)ら、日本からは「日中友好協会」の加藤紘一会長や「日本国際貿易促進協会」の河野洋平会長ら、中日計13団体・機構の責任者が出席した。
「日中友好団体」の加藤会長は、近年の両国関係を取り巻く課題を振り返る一方、友好関係の発展に向けた互いの努力を十分に評価した。
「中華全国青年連合会」の王主席は、両国の青少年交流をめぐる現状とこれまでの成果を振り返り、客観的・全面的・理性的な認識を得るには、若者の心をつかんだ上で話題の設定や交流を行うことが不可欠と指摘。踏み込んだ交流によって若者同士の友情を深めるべきとした。
「日中友好協会」の加藤紘一会長
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