劉延東国務委員(中)
中日国民交流友好年」の開幕式が16日、北京で行われた。中国の劉延東国務委員が出席し、日本の直島正行首相特使および経済団体連合会、日中友好7団体の会長ら各界代表と会見した。
劉国務委員は会見の中で国交正常化から40年間の中日関係の発展の成果を前向きに評価するとともに次のように強調した。中日両国が歴史を鑑とし、未来志向で、戦略的互恵関係を絶えず固め、発展させることは互恵・ウィンウィン、共同の発展の実現に役立ち、アジアと世界の平和・安定と発展に役立つ。双方は国交正常化40周年記念を契機とし、中日間の四つの政治文書に定められた原則・精神および両国指導者の重要な合意に従い、各分野の交流・協力を一層強め、「中日国民交流友好年」の活動を行い、両国人民の理解と友誼を増進し、中日関係の民意の基礎を固め、中日の子々孫々にわたる友好をはかることを希望する。
日本側は、中国と共に努力し、両国民間の交流と各分野の協力を大いに強化し、日中の戦略的互恵関係を深めることを願っていると表明した。
「新華網日本語」 2012年2月17日