中日国交正常化40周年を迎え、陳錦華・全国政治協商会議(全国政協)元副主席(中国企業連合会名誉会長)が執筆した「中日関係大事輯覧」がこのほど、中国人民大学出版社から出版された。人民日報のウェブサイト「人民網」が伝えた。
陳元副主席は、新中国で多くの国や地域をめぐる大型プロジェクトの施策決定・推進に携わり、中国の改革に不可欠な貴重な証人。長年にわたり国家要人を務め、中日間貿易および大型機械設備導入の責務を負い、日本側の支援の下、上海宝鋼など多くの大企業を育てた。
陳元副主席の中日関係に対する深い理解と認識、さらに中日経済貿易関係と中日友好関係への傑出した貢献を鑑み、天皇陛下は陳元副主席に「旭日大綬章」を授与した。中日国交正常化40周年を記念すべく、陳元副主席は自ら「中日関係大事輯覧」を上梓した。同書は2千年以上におよぶ中日関係を振り返り、中日両国関係の歴史的脈略を精緻(せいち)に再現、豊かで整ったデータを含み、高い資料的価値を有する初の年表となる。(編集HT)
「人民網日本語版」2012年2月14日 |