中日友好青島柔道館開館4周年を祝う記念式典が14日に中国山東省青島市で行われ、日本からは世界に名だたる柔道家・山下泰裕、柏崎克彦の各氏、中国からは北京五輪女子金メダリスト、洗東妹選手が出席した。ウェブサイト「東方網」が伝えた。
中日友好青島柔道館は山下泰裕氏の呼びかけのもと、日本外務省が中国で展開している「草の根文化無償資金協力」資金の支援を受けて、中日両国が2007年11月に共同設立した。日本の政府開発援助(ODA)で中国に設立された初の柔道館。
中日友好青島柔道館のコーチ陣は、青島出身の元中国代表選手が務めている。開館以来、すでに80人以上が柔道を学び、毎年日本に招待され、指導を受けている。同柔道館門下生の見識が増え、視野が広がった。
来賓として今回招待された山下泰裕、柏崎克彦、洗東妹の各氏は記念式典のほか、中国柔道協会が同館内で開催した「全国柔道講習道場」にも講師として参加。中国全国から集まった柔道選手100人余り、および中国柔道代表チームのコーチ・選手全員が講習を受けた。北京五輪女子金メダリストの楊秀麗、トウ文の両選手のほか、青島柔道界の名将、于頌、韓維燕、史翠娟、李亜男の各選手らも汗を流した。(編集HT)
*トウは「にんべん」に「冬」
「人民網日本語版」2011年12月16日 |