中日両国政府は、中国側の事情で急遽延期されていた野田佳彦首相の初の訪中について、25、26両日とする日程を固めた。胡錦涛国家主席、温家宝総理と会談し、戦略的互恵関係の深化を通じた両国関係の改善を図る。日本メディアが伝えた。
野田首相は訪中後一旦帰国し、27-29日にインドを訪問する予定だ。
野田首相の訪中は当初12、13両日で予定されていたが、数日前に中国側が延期を要請し、日程の再調整を続けていた。「南京大虐殺」の日と重なることが延期の理由との分析がある。
野田首相の年内訪中を実現するため、中国側は複数の日程を日本政府に打診していた。日本側は2012年度予算案の編成作業や消費税引き上げの議論の合間を縫うように日程を固めた。
インドではシン首相と日印経済連携協定(EPA)に基づく相互貿易・投資の促進などについて意見交換する。
「人民網日本語版」2011年12月15日 |