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開放の中で前進

 

――中国WTO加盟10周年の回顧と展望

この10年間、中国は開放で発展と改革を促進する道を歩んできた。次の10年も、中国の対外開発拡大路線が変わることはない。

本誌記者 蘭辛珍

世界の自動車メーカーは中国市場をこれまでになく重視している。2011年11月21~28日に広州で行われた第9回国際モーターショーには、世界の有名自動車ブランドが集まった。これらの企業は自社の成熟製品を出展しただけでなく、今回のモーターショーをその新型車とコンセプトカーの普及・展示の舞台ととらえており、さらに中国市場拡大と参入の具体案も策定している。

こうした状況は10年前には想像できなかった。中国市場を気にかける外国自動車メーカーなどなかったし、早いうちから合弁で中国に参入していた大衆自動車(フォルクスワーゲン、以下「VW」)でさえ、中国市場向けの製品は欧州でずっと前に発売されたか時代遅れになったもので、新型車が中国市場に現れることはあり得なかった。VWのジェッタとサンタナが中国の自動車市場を20数年にわたって主導し、この状況が少しずつ崩れ始めたのは2001年に中国が世界貿易機関(WTO)に加盟してからだった。

2001年まで、中国の自動車産業と自動車市場は国の高関税政策で保護されていた。多少は開放され、中国に進出した外国の自動車産業も一部あったものの、その当時の開放は十分なものではなく、外資企業の出したいくつかの車種が中国乗用車市場をほぼ独占していた。

2001年12月11日のWTO正式加盟後、中国はWTO規定に従って輸入関税を下げ、自動車の完成車輸入関税を80%から25%まで、自動車部品平均関税を35%から10%まで引き下げ、自動車輸入配分の制限を徐々に撤廃した。「これで、自動車価格が市場規律に合い庶民が受け入れられるレベルまで下がり、自動車市場が一気に活況を呈した」。中国乗用車聯席会議の饒達秘書長は言う。

2001年のWTO加盟以降、中国の自動車販売台数は年ごとに増加し、外国自動車メーカーが続々と中国市場に参入した。国内資本も自動車製造業に携わり始め、中国独自ブランドがいくつか立ち上がり、中国自動車市場には群雄割拠的競争局面が現れた。2010年には、中国の自動車生産販売台数は2001年の8倍近くにあたる1800万台に達し、世界一になった。

WTO加盟当初、中国の自動車生産台数は米国の6分の1にも及ばず、販売台数はわずか1割程度にすぎなかった。それが今では、中国の自動車生産台数は米国の2倍以上、販売台数は1.5倍を超えている。2001年に4433億元だった中国自動車工業総生産額は、2010年には10倍近く増の4兆3357億元に達した。

 

2002年から2010年のほぼ10年間で、中国の乗用車車種は40足らずから180以上に増えた。写真は2011年4月19日、2011上海モーターショーで各ブランド車を見る人々 (陳飛撮影)

 

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