中国国家品質検査検疫(質検)総局輸出入食品安全局の責任者は7日、日本製粉ミルクの輸入を依然禁止していると述べた。
同責任者によると、日本で昨年4月起きた口蹄疫と今年の放射能漏れ事故の影響で現在も中国は日本製粉ミルクの輸入を禁止している。
同責任者は、通常の貿易ルートで輸入されるオーストラリア産の明治粉ミルクは中国の出入国検査検疫機関の検査に合格し、その製品のラベルに「産地」が「オーストラリア」と明記されていなければならないと指摘した。
報道によると、明治乳業は6日、粉ミルク「明治ステップ」から放射性物質のセシウムが少量検出されたと発表した。福島原発事故後、日本で粉ミルクからこうした放射性物質が検出されたのは初めて。
「新華網日本語」2011年12月7日 |