日本のアニメ文化はすでに完成された産業になっており、人材育成から1つの作品が出来上がるまでの体制が整っている。80年代に生まれた中国の若者は日本のアニメを見て育った世代で、その最先端のアニメ文化の制作意識や心を学ぶために日本への留学を決める学生も多い。日本の華字紙「日本新華僑報」(電子版)が報じた。
日本の関連の教育機関がこのほど統計を実施したところ、アニメの制作やデザインを学習するために、日本へ来る中国の若者が近年、激増しており、その大部分が80-90年代に生まれた若者(中国では「80後」、「90後」と呼ばれている)であることが明らかになった。
現在、世界のアニメ作品の6割が日本のアニメという統計があるほど、日本のアニメは世界でも非常に有名で、若者から絶大な支持を受けているため、アニメ文化は「世界に誇ることのできる日本の代表的文化」とさえ言われている。
また、日本へアニメを専門に学習しに行く事を、現在計画中の中国人の若者はマンガ学部やアニメーション学科のある日本の大学事情にも非常に精通している。例えば、ある高校生は、京都精華大学、名古屋造型芸術大学、東京芸術大学など15校をすらすらと書き出した。
一方、機械製造や車両設計、都市計画を学習するために日本へ行く中国人留学生も少なくない。
近年、外国へ留学を希望する中国の若者のうち、日本を筆頭に、韓国やシンガポールなど、アジア各国へ行く若者が増加している。(編集KN)
「人民網日本語版」2011年11月1日 |