歴史は鏡であり、教科書である。中国の辛亥革命(しんがいかくめい)の発端となった武昌蜂起が1911年10月10日夜に発生してからの100年間、日進月歩で急成長を遂げた中国の歴史からは、現実的で意義に富む多くの教訓を引き出すことができ、我々がこれから歩むべき道を知ることができる。
辛亥革命によりそれまで中国を支配していた統一王朝「清」が打倒され、古代より続いた君主制が廃止された。そして、真の意味での近代民族民主革命が始まり、中国全土を震撼させるほどの影響力を持つ未曾有の社会変革が起きた。100年の歴史を振り返ってみると、辛亥革命は中華民族が進歩するための扉を開き、発展への道を切り開いてくれたと、我々は再確認することができる。辛亥革命はまさに民族復興への偉大な道のりの中で、永遠に渡って輝きそびえ立つ一里塚である。
辛亥革命を起点に、中国共産党は、今では「革命の父」と呼ばれる孫文が起こした革命事業の最も確固とした支持者、最も親密な協力者、最も忠実な後継者として、中国の国民を奮闘させ続け、新しい民主主義革命の勝利へと導き、国民が主人公となって政治に参与できる中華人民共和国を設立、その後新民主主義から社会主義への移行を果たし、大規模な社会主義国の構築を展開し、改革開放や社会主義の現代化という偉大な事業を推し進めて来た。
「人民網日本語版」2011年10月10日
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