中国大陸各地では、辛亥革命七十周年(一九一一~一九八一)を記念するためにさまざまの活動がおこなわれている。
葉剣英、鄧小平、趙紫陽、華国鋒など党と国家の指導者は十月九日、北京の人民大会堂で催された大集会に出席した。北京在住の友好人士、記念行事に招かれた国際的友好人士、辛亥革命参加者、孫中山先生の身辺で仕事をした老人および海外華僑、香港·澳門(マカオ)同胞なども集会に出席した。
胡耀邦中国共産党中央委員会主席は記念集会で重要な演説をおこなった(一三ページ参照)。また、屈武中国国民党革命委員会中央委員会副主席·辛亥革命七十周年記念準備委員会秘書長(二一ページ参照)、胡蕨文中国民主建国会中央委員会主任委員、アメリカからとくに出席した李黙庵元国民党高官、繆雲台全国人民代表大会常務委員会委員·政治協商会議全国委員会常務委員がそれぞれ発言した(二三ページ参照)。
辛亥革命七十周年記念準備委員会は同日夜、国内外の来賓から贈られた辛亥革命の文物と贈り物の贈呈式を催した。また十月十日には茶話会を催した。
記念活動としては、中国歴史博物館が北京·中山公園の中山堂で展覧会を催し、四百点近くの孫文など有名な民主主義革命家の書簡、題字、遺物を展示している。
「北京週報日本語版」1981年No.42 |