宇宙ステーション実験機「天宮1号」の打ち上げミッションは25日午後、酒泉衛星発射センターで合同シミュレーションを行い、各条件が整っていることを確認した。「人民日報」海外版が26日付で伝えた。
天宮1号を搭載したロケットは20日午前に打ち上げエリアに輸送され、各種機能・接続検査、地上ステーションとの合同検査、EMC検査などが行われた。25日の合同シミュレーションでは、打ち上げプロセスにおける各システムの働きが初めて検証された。
午後2時半、北京宇宙飛行制御センターの指揮の下、合同シミュレーションは?3時間の段階に入った。酒泉衛星発射センターの指揮センターでは、各システムは厳密に組織され、各レベルの指令官は正確な号令をかけ、技術者は操作に熟練し、システム間の連携は順調で、各手順は秩序良く進められていた。有人宇宙飛行プロジェクト打ち上げ場システムの担当者は「シミュレーションで所期の目標を達成できた。参加者全員がミッション成功への自信に満ちている」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2011年9月26日
|