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中国の平和的発展  
中国の平和的発展

 

三、中国の平和的発展の対外方針と政策

中国は国際社会の一員として、将来の世界に望ましい期待を寄せ、平和的発展に合わせた国際関係の理念と対外方針と政策を堅持している。

――調和のとれた世界の構築を推進

世界の平和の維持、共同発展の促進は、中国の外交政策の主旨である。中国は世界各国とともに恒久平和、共同繁栄の調和のとれた世界の構築を提唱し、さらにその構築に努めている。調和のとれた世界を構築するために、これは長期的な目標であるとともに、現実的な任務でもあると考えている。そのためには、次のように努力すべきだ。

政治面で相互に尊重し合い、平等に話し合い、国際関係の民主化をともに推し進める。国は大小、強弱、貧富をとわず、国際社会の平等な一員であり、いずれも国際社会から尊重されるべきである。世界の事務における国連の中核的地位を守り、国連憲章の主旨と原則を順守し、国際法と公認された国際関係の準則を厳守し、国際関係では民主、和睦、協力、ウィンウィンの精神を発揚する。各国の内部事務はその自国の国民によって決め、世界の問題については各国が平等に話し合うべきであり、各国が平等に国際事務に参加する権利は尊重され、守られなければならない。

経済面では互いに協力し合い、優位性を補完し合い、経済のグローバル化が均衡のとれた、普遍的に恩恵を受ける、ウィンウィンの方向へ発展するよう推し進める。公正、公開、合理的で、差別的でない多国間貿易体制を確立し、世界各国に経済のグローバル化による成果の恩恵が及ぶよう努力する。手を携えて国連ミレニアム開発目標を遂行し、21世紀が誰でも発展の成果を享受できる世紀になるようにする。

文化面では相互に参考にし合い、共通点を求めて相違点を残し、世界の多様性を尊重し、人類文明の繁栄と進歩をともに推進する。異なる文明の間の対話と交流を大いに提唱し、イデオロギーの偏見とわだかまりを解き、日ごとに調和がとれた、人びとが仲良くする人類社会をつくり上げ、世界を豊富で多彩なものにする。

安全面では互いに信頼し合い、協力を強化し、戦争の手段より平和的方法によって国際紛争を解決し、世界の平和と安定をともに守る。話し合いによって信頼性を向上させ、食い違いを減らし、紛争を解消し、武力の行使または武力による威嚇を避ける。

環境保全面では互いに助け合い、協力して環境保全事業を推し進め、人類の生存のよりどころである地球をともに守り抜く。発展モデルの革新を呼びかけ、持続可能な発展の道を歩み、人間と自然の調和のとれた発展を促す。共通の責任を負いながらもそれぞれの責任に違いがあるという原則を実行し、環境保全の強化、気候変動への対応における国際協力を深める。

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