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「中国の平和的発展」白書が発表  
中国、調和のとれた世界構築を強調

 

国務院新聞弁公室は6日、「中国の平和的発展」白書を公表した。それによると、中国は国際社会の一員として、世界の将来に期待し、それにふさわしい国際関係理論と対外方針・政策を堅持する。

白書は、世界平和を守り、共同発展を促進するのが中国の外交政策の根本理念だとし、中国は世界各国とともに平和と共同繁栄が長く続く調和のとれた世界を築いていくと指摘。これは長期目標であり、現実的な任務であるとし、調和のとれた世界を築くために努力するべきこととして、次の項目を挙げている。

政治面では相互を尊重、平等に協議し、国際関係の民主化を共に推進する。国家の大小、強弱、貧富を問わず、すべての国が国際社会の平等なメンバーであり、国際社会から尊重されるべきだ。国連の国際問題における核心的地位を守り、国連憲章の宗旨と原則、国際法と公認の国際関連の準則を遵守し、国際関係において民主、和睦、協力、ウィンウィンの精神を広く発展させる。各国内部の問題については本国国民が自ら決定、世界的な事に関しては各国が平等に協議、各国が平等に国際問題に参加する権利は尊重、保護されなければならない。

経済面では相互協力、相互補完を図り、経済のグローバル化がバランスよく、ウィンウィンの方向に向かって発展するよう協力する。公正かつオープンで、合理的かつ差別のない多国間貿易体制の構築に努力し、経済のグローバル化の成果が世界各国に行き渡るようにする。国連のミレニアム開発目標達成に向け、21世紀を発展の成果を人々が享有する世紀にする。

文化面では互いを手本にし、違いを認めながら共通の国益を求め、世界の多様性を尊重し、人類文明の繁栄と進歩を促進する。異なる文明間の対話と交流、イデオロギーの偏見やわだかまりの解消、人類社会の調和・和睦、世界のさらなる多様性を呼びかける。

安全保障面では相互信頼と協力強化を図り、戦争という手段ではなく、平和的な国際問題の解決を堅持し、世界の平和と安定を守る。協議と対話を通じて信頼を増進、対立を減少、争いをなくし、武力行使或いは武力による脅迫を回避する。

環境面では相互支援と協力促進を図り、人類の生存に欠かせない地球を守る。革新的発展モデルを提唱し、持続可能な発展の道を歩み、人と自然の調和的発展を促進する。共通ではあるが差異の責任原則を堅持し、環境保護と気候変動に対応する国際協力を強化する。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年9月6日

 

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