中国国務院新聞(報道)弁公室が6日発表した白書「中国の平和的発展」は、今後も対外投資・協力を一層重視するとし、投資受け入れ国の民生改善、自主発展能力強化に役立つ事業協力を大いに進めると強調し、次のように述べている。
▽各種企業の秩序ある海外投資・共同経営を奨励し、海外での技術研究開発投資・協力、請負工事・労務協力、農業分野の国際協力拡大、国際エネルギー資源開発の互恵協力を支援する。投資受け入れ国の民生改善、自主発展能力強化に役立つ事業協力を大いに推進し、地元の宗教・風俗習慣を尊重し、進出した国の法律を順守し、相応の社会的責任と義務を果たし、進出した国の発展をはかる。対外援助構成を最適化し、対外援助方式を刷新し、援助の効果を高める。
▽互恵・ウィンウィン(共に勝者になる)の開放戦略の実施に努力する。対外開放の基本国策を堅持し、貿易の発展パターン転換を急ぎ、外資利用レベルの向上に努め、対外投資・協力をより一層重視し、金融市場と金融業の秩序ある対外開放拡大をはかる。
「新華網日本語」2011年9月7日
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