中国海南航空が運航する北京-沖縄直行定期便第一便が28日夕、沖縄那覇空港に到着、沖縄県は北京からの観光客を迎える歓迎式典を催した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
沖縄県の仲井真弘多知事、沖縄観光コンベンションビューローの安里繁信会長、駐福岡中国総領事館の武樹民総領事らが歓迎式典に出席した。また、前国務委員、中日友好協会名誉顧問、中日友好21世紀委員会中国側座長の唐家セン氏が祝電を送った。
仲井知事は「140万の沖縄県民を代表して、中国から沖縄観光に来られた153人の皆さんを熱烈に歓迎いたします。北京-沖縄直行定期便の就航を機に、北京と沖縄の友好交流がさらに深まり、中国と日本の交流がより促進されるでしょう」とあいさつした。
海南航空の于文勇副総裁は「中日両国は一衣帯水の友好隣国です。北京-沖縄線は、東日本大震災が起こった3月11日以降、初めて新たに開通した路線で、週2便のフライトがより多くの中国人観光客を沖縄に誘い、中日両国の友好関係を促し、経済・観光交流を強めるための金のかけ橋となることでしょう」と話した。
日本政府は今月1日から、沖縄を訪れる中国人観光客のうち、経済的条件を満たす個人およびその家族を対象に、マルチビザ(有効期限内であれば何度でも往復が可能な査証)の発給をスタートさせた。日本が観光マルチビザを導入したのは今回が初めて。(編集KM)
「人民網日本語版」2011年7月29日 |