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評論  
国防部見解表明 自衛隊機は中国機を攻撃したのか

 

ネットに流出している「日本F-2戦闘機、東中国海海上で中国機に攻撃」という動画

最近、日本の自衛隊F-2戦闘機が東中国海海上で中国機を攻撃している動画がネット上に流出している。この動画は、二機の日本航空自衛隊のF-2戦闘機が東中国海海上で中国のY-8MPA海上巡回機を迎撃、「警告無効」で発射、しかし、中国軍機は飛び立った後という内容だ。環球網は北京時間6月30日午前、この件について国防部に確認を行った。国防部によればこの動画は純粋に創作されたものだという。

多くのフォーラムやニュースサイトでもこの動画が掲載されている。うち、多くの動画にはキャプションがつけられている。曰く「緊張!警告が告げられた。日本の航空自衛隊F-2戦闘機二機が緊急離陸、中国機を迎撃、ターゲットに接近後、中国Y-8MPAの海上巡回機と判明、警告無効したとしてF-2は地上指揮官の命令により発射、中国Y-8MPAはすでに飛び立った後だった。その後F-2も帰還した」

この動画の真偽について、中国海軍軍事研究所の李亜強研究員は「ありえない」と指摘。動画の内容は軍事常識に反しており、編集の痕跡がはっきりわかる稚拙なつくりだという。

この動画の編集の痕跡ははっきりしており、その編集方法は映画の編集と酷似している。また、BGMまで入っている。動画では中国のY-8海上巡回機と日本のF-2戦闘機と判る部分があるが、この両方が同一画面に映っている場面はない。加えて、Y-8が画面に映し出される時は背景は曇り空で、画質解析度もよくない。だが、レンズがF-2に向かうと背景は突然青空に白い雲に変わっている。また画質も大幅にアップする。こういうことは現実には起こりえないことだと強調した。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年6月30日

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