国防科技工業局が伝えたところによると、月探査衛星「嫦娥2号」は今年4月1日の時点で打ち上げから180日間が経過し、設計寿命(半年)に達したが、燃料はまだ十分に残っており、各性能も安定していることから、本日9日に月周回軌道を離れ、今後は深宇宙探査を展開していく。中国新聞網が9日に伝えた。
「嫦娥2号」はこれまでに6つの月探査任務を完了し、今後は更なる深宇宙探査を行っていく。「嫦娥2号」は「嫦娥1号」のバックアップ衛星を改良したもので、「嫦娥3号」の任務に向け、要となる技術をテスト・検証し、「嫦娥3号」、「嫦娥4号」が行う予定の月面への軟着陸実現に向け、条件を整えることが目的。(編集SN)
「人民網日本語版」2011年6月9日 |