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評論  
中国の「早恋」と日本の「初恋」

 

日本語に「早恋」という言葉はなく、「初恋」という言い方があるだけだ。 

「早恋」は中国で否定的で、よくない言葉だが、「初恋」は中国語でも日本語でも美しいイメージがある。チャン・ツィイーの出世作「我的父親母親」の邦題は「初恋のきた道」で、この作品は多くの日本人の心を動かした。日本人の友達と中国の映画について話をすると、彼らはいつもこの映画に心から感動したと言う。

私は毎朝、自分の子供と一緒に「朝日小学生新聞」を読むが、ある日その1面に、日本人作家の乙武洋匡さんを紹介する記事が載っていた。乙武さんは先天性四肢切断という障害を持っているが、これが精神力や意欲的な性格に影響することはなく、彼は日本の著名作家、スポーツライターになった。この記事よると、乙武さんが小学校の先生をしていたある年、生徒たちとの仲が深まったころ、ある女子生徒は「ある男子クラスメートを好きになったが告白の仕方がわからない」と乙武さんに打ち明けた。ちょうどバレンタインデーが近かったため、乙武さんは、その日に全クラスメートの前で愛のこもったプレゼントを贈り、大声で「好き」と告白してはどうかと提案した。

乙武先生に励まされた女子生徒は勇気を出し、バレンタインデー当日に乙武先生の言うとおりに告白した。しかし、クラスメートに笑われ、それまで友達のように生徒たちと付き合ってきた乙武さんは初めて生徒の前で怒り、「人が人を好きになり大切に思うっていうのは、人生で一番すばらしいこと。しかもそれを言うというのは、とても勇気のいること。そのすばらしさと勇気は笑われるのでなく、尊敬されるべき」と言った。

乙武さんは個性的で、普通の人と違う考え方も多く持っている。ほかの先生は乙武さんのように生徒にこのような大胆な提案をすることはできないだろう。しかし、子供の小さな恋心について、大声で子供を叱ったり、または厳しく批判する先生や保護者も日本には少ない。

日本の一部の校則が厳しい中学校や高校には、「恋愛禁止」、「髪染め禁止」、さらには「カラオケ禁止」などの規則がある。中学・高校時代は思春期で、学生が大学受験を準備する時期でもあり、勉強に集中できるかどうかが非常に重要である。しかし、恋愛する学生がいても、学校は彼らを罰したりはしない。日本の学校は、小さい時から子供たちに人権の教育を行い、子供たちの「人権」を侵害する学校はない。

しかし小学校では、多くの生徒がまだそこまで成長していないため、これらを禁止する規則はない。当然、幼稚園でも誰かが誰かを好きになったということはあるが、この「好き」は純粋な子供心で、成長過程で心と精神を豊かにするのに避けて通れない道であり、親たちも大げさに騒いだりはしない。

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