中国の伝統劇「昆曲」のコネスコ世界無形文化遺産登録十周年記念行事のひとつとして、日本が誇る伝統芸能である歌舞伎の大御所・坂東玉三郎さんが5日、北京国家大劇院で上演される中日合同公演による昆曲「牡丹亭」に出演する。同演目の公演は、北京湖広会館でも7日と8日に行われる。
坂東さんが主役と総監督を務めるに中日合同公演による昆曲「牡丹亭」は、2008年3月の京都南座での初演以来、京都、北京、蘇州、上海、上海世界博覧会、東京、香港で7回の大型公演が行われ、延べ8万人を動員、中日両国に一大センセーションを巻き起こした。
中日合同公演による昆曲「牡丹亭」は、両国の友好交流促進に大きな役割を果たしただけではなく、600年に及ぶ中国昆曲史上初めて外国人が主役を演じた作品として、極めて大きな注目を浴びた。
本公演の興行収入の一部は、北京赤十字会を通じて、東日本大震災の被災地支援と復興再建のために寄付される。(編集KM)
「人民網日本語版」2011年5月5日
|