私たちは、宮城県への訪問を通じて日本の実像をだんだんと知るようになり、その後の仕事に大いに役立った。私はその後、特派員として東京に長期滞在し、中国人ジャーナリストとともに何回か宮城県を訪問し、さらに深く日本の一自治体の姿を知る機会に恵まれた。そして、第一線から引退してからも、ジャーナリストとして頑張りつづけているが、われわれにとって宮城県でのフィールド・ワークとしての学習は人生の基礎となっている。
日本の朝日新聞や衛星テレビの映像で今回の天変地異の惨状を目にして心を痛めているが、日本国民は古来、幾多の困難を乗り越えて今回の日本を築き上げてきたのだ。私たちは、日本国民、宮城県民がこの試練を乗り越えて、またさらなる発展をとげるものと確信している。ファックスが不通なので、日頃お世話になっているチャイナ・ネットのブログを通じて、われわれのお見舞いの気持ちを示したい。そして、亡くなった人たちの冥福を祈る。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年3月17日 |