東日本大震災の発生を受け、中国各界は次々と援助の手を差し伸べている。中国政府の各部・委員会も同様だ。
衛生部の陳竺部長はこのほど細川律夫厚生労働相に宛てた書簡で、衛生・医療面であらゆる必要な援助を行う準備があると表明した。
国防部新聞事務局は15日、梁光烈部長兼国務委員が地震発生当日、北沢俊美防衛大臣に見舞い電報を送ったことを明らかにした。梁部長は電報で「日本の人々の震災との戦い、救援活動、困難の克服を支援するため、中国軍には救援物資を提供する用意がある。医療救援隊、衛生防疫隊、あるいは海軍病院船を日本に派遣することもできる」と表明した。
中国赤十字は15日、日本赤十字による救援活動を支援するため、被災地への500万元の追加緊急支援の提供を決定した。また、安否確認の取り組みも開始。被災地の現状と安否確認のニーズに基づき、14日からオンライン検索サービスや関連通信サービスを無料で提供している。(編集NA)
「人民網日本語版」2011年3月16日 |