中国国際救援隊の15人が13日朝5時、中国国際航空の便で日本に向け出発し、大震災の救援活動を開始する。世界的な救援活動の例から、救援活動は7日から10日続く見込みである。

中国国際救援隊医療チームの責任者でもある武装警察総病院の彭碧波医務部副主任は、「救援隊は、人員、装備、物資、医療品など準備が整った。今回救援に赴く15人の隊員は、皆、国内外の災害救援活動に何度も参加したベテランだ。救援隊は、捜索、救援、医療の最新設備を持ち、捜索犬を連れて、被災地に向かう」と明らかにした。

3月11日午後日本を巨大な地震と津波が襲った後、中国国際救援隊は状況に注目し、いつでも出発できるよう待機していた。

2001年4月から活動を始めた中国国際救援隊は、国連の認可を受けた国際的な大型救援隊の一つで、内外の救援活動に何度も参加している。救援隊は、中国地震局、武装警察総病院のスタッフからなり、あわせて230人の隊員がいる。