山東省の青島市商務局が27日明らかにしたところによると、2010年12月末現在、日本の対青島投資額は42億ドルを超え、同市にとって日本は韓国と香港に次ぐ3番目の投資由来国となった。中新社が伝えた。
同局の責任者によると、昨年末現在、青島で承認された日本からの投資プロジェクトは1783件に上り、同市の外資導入プロジェクト全体の7.97%に達した。契約ベース日本資本導入額は42億2千万ドルで同市全体の6.82%、実行ベース日本資本導入額は32億ドルで同9.34%を占めた。
2010年に同市で承認された日本資本のプロジェクトは64件に上り、前年比約50%増加した。うち投資額が1千万ドルを超えるプロジェクトは7件で、世界企業上位500社に入る王子製紙の紙袋パッケージのプロジェクトや三菱化学のリチウム電池マイナス極材料のプロジェクトなどがあり、7件の投資総額は2億7千万ドルとなった。
青島市と日本との経済貿易交流は日に日に緊密化し、良好な成長傾向を保っている。ある統計によると、2010年の青島・日本間の輸出入額は74億5900万ドルで前年比19.1%増加し、同市の輸出入額全体に占める割合は13.3%に上った。うち輸出額は51億4300万ドル(同12.3%増)、輸入額は23億1600万ドル(同37.7%増)だった。(編集KS)
「人民網日本語版」2011年1月28日 |