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胡主席、米中学生に激励の言葉を贈る

 

中国の胡錦涛国家主席はアメリカへの公式訪問を終える前に、シカゴのペートン中学校を訪れ、アメリカの若者たちと話し合った。

21日午前、ペートン中学校の900名あまりの教諭と生徒が胡主席を出迎えた。2000年に開校されたぺートン中学校は、イリノイ州で五本の指に入る名門校で、「リーダーの養成」を目指して、中国語クラスを含むスペシャルコースを開設している。

胡主席が中国語クラスを訪れた時、生徒たちは中国語で挨拶をしました。2名の女子生徒が講壇に立って、中国語でシカゴの基本情報を紹介した。

「シカゴはイリノイ州の北東部にある。イリノイ州はアメリカの中西部に当たる。シカゴはアメリカで3番目の大都市で、人口300万人である。シカゴには29の人種がおり、多元化した文化と多民族コミュニティがある。また、シカゴの中華街は40年近くの歴史があり、毎年の春節、中華街ではパレードや獅子舞などが見られる。胡主席、シカゴへようこそ」

胡錦涛主席に質問する生徒もいた。

「中米両国、どこが異なっているか。その原因は」とある生徒はこのような質問をした。

この質問に対して、胡錦涛主席は「中米両国の経済発展のレベルと社会制度が違う。しかし、両国民はいずれも平和を愛し、発展を求めている。両国民が子々孫々まで友情を続けていくことを願っている」と答えた。

21名の生徒は中国の春節にちなんで、手作りの年賀状に中国語で祝福の言葉を書き、胡主席に贈った。胡主席も卯年にちなんで、子供たちに白いウサギのぬいぐるみを贈り、「卯年の春節をまもなく迎える。白いうさぎには万事めでたく順調であるという意味合いがあり、縁起がいいものである。みんなの願いが適うことを祈っている」と述べた。

最後に、胡主席は子供たちに、「みんなと一緒にいると、自分も若くなった感じがする。みんなに話したいことが三つある。まず、知識は未来を開く鍵である。貴重な時間を大切にし、よく勉強して、知識を身につけてほしい。二つ目に、言葉は交流の架け橋である。中国語ができれば、私と話し合うことができる。私も英語ができれば、あなたたちと交流ができる。最後に、若者は国の未来で、世界の希望である。未来はあなたたちにかかっている。みんなが今のすべてを大切にして中国語をしっかりと勉強し、中国の文化をより理解するための環境を創り、中米友好の使者になるよう頑張ってほしい」と激励のことばを話した。

「中国国際放送局 日本語版」2011年1月23日

 

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