ホワイトハウスで出迎えたオバマ大統領夫妻との記念撮影
胡錦濤国家主席は19日にホワイトハウスで、オバマ米大統領主催の歓迎晩餐会に出席した。
午後6時に胡主席がホワイトハウスに到着すると、オバマ大統領夫妻が玄関で出迎えた。胡主席はオバマ大統領夫妻と記念撮影し、双方の出席者と握手した。その後、胡主席はオバマ大統領夫妻の案内で会場へ向かい着席。晩餐会が始まるとオバマ大統領と胡主席がそれぞれスピーチを行なった。
オバマ大統領は胡主席の再訪米への熱烈な歓迎を表明し、今回の訪問による積極的な成果を高く評価。「米国は強大で、成功し、繁栄する中国が世界で重要な役割を発揮することを歓迎する」と改めて表明した。また「米中協力には大きな将来性がある。中国側と共に、広範な議題においてパートナー協力を行ない、米中関係の発展を促し、アジア太平洋と世界の平和・安定・繁栄を守りたい」と強調した。
胡主席は近年、特にオバマ大統領就任以降の2年間に中米関係が重要な進展を遂げたことを積極的に評価。「現在の情勢下で、中米両国はさらに広範な利益を共有し、さらに重大な共通の責任を担い、さらに厳しい共通の試練に直面している。長期的で健全な安定した中米関係の発展を維持することが、過去のどの時期にも増して重要になっている。双方はさらに堅固な信念、さらに幅広い視野、さらに積極的な姿勢で、地に足をつけて鋭意進取し、両国間の協力の潜在力を十分に掘り起こし、中米関係発展の新局面をたゆまず切り開いていかねばならない」と強調した。
また「双方の努力の下で、中米の協力パートナーシップは必ずや実り豊かな成果を上げ、両国民により良く幸福をもたらし、世界の平和と発展の崇高な事業に新たな、一層の貢献を果たすものと信じる」と表明した。
晩餐会にはバイデン副大統領、クリントン国務長官ら主要閣僚、カーター元大統領、クリントン元大統領、キッシンジャー元国務長官、オルブライト元国務長官、スコウクロフト元大統領補佐官(国家安全保障担当)、国会議員ら各界から約220人が出席した。(編集NA)
「人民網日本語版」2011年1月21日
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