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中米:和すれば共に利し、闘えば共に傷つく

 

協力を引き上げる鍵は「ゼロサム」の冷戦思考を放棄し、相手国の発展を客観的・理性的に受け止め、互いの発展路線の選択を尊重し、互恵・ウィンウィン・共同発展を堅持し、両国の利益の重なりを不断に拡大し、さらに広範な分野で協力パートナーとなることにある。

協力を重視することは原則を重視しないことではないし、自国の核心的利益を放棄することではなおさらない。協力の過程で、双方はたゆまぬ相互調整を通じて、相手国の核心的利益への理解や認識をより深め、互いの重大な懸念を適切に処理し、誤った判断を減らすことができる。

中米の協力強化は世界の平和発展の大勢に合致する。将来の世界では新興経済国の役割の重要性が不可避的に増す。だがこの転換は先進国との協力関係を基礎に築かれるものだ。同様の理屈で、先進国も新興経済国の利益に関心を払い、これを重視することで初めて、新興経済国との協力の助けを借りて自国の持続可能な発展を推進することが可能になる。

中国と米国は一方は世界最大の発展途上国、一方は世界最大の先進国だ。両国関係の一挙一動が全局面を左右する。このため双方は妨害を排除し、平和共存する策を講じなければならない。歴史を振り返ると、こうした大国間の協力は順風満帆とはいかないが、大きな成果を上げるものだ。このことからも、双方が並外れて大きな知恵と意気込みと戦略によって協力を推進しなければならないことが決定づけられる。

中米関係の発展は世界全体に影響を与える。中米が相和すれば、両国の利益にも世界の平和にも寄与する。中米が相闘えば、両国の利益も世界の平和も損なわれる。中米関係を後退させる理由は何一つなく、中米関係の健全な前進を図る理由は千も万もある。和すれば共に利し、闘えば共に傷つく。当然これを中米交流の共通認識とすべきだ。この共通認識を堅持すれば、必ずや互恵共栄の新たな道へ踏み出すことができる。(編集NA)

「人民網日本語版」2011年1月21日

 

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