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胡錦濤主席、米メディアの合同インタビューに応じる

 

■外資系企業の対中投資環境について

外資活用は対外開放という中国の基本国策の重要な部分だ。WTO加盟以来約10年、中国は承諾事項を全面的に履行し、WTO規則に一致しない法律を見直し、撤廃し、外資系企業に国民待遇を与えてきた。中国で登録された全ての外資系企業は中国企業であり、中国国内でのイノベーション、生産、経営活動において中国企業と対等な待遇を享受している。世界金融危機の衝撃に対応する過程で、中国の講じたパッケージ・プランおよび各政策は外資系企業を含む各種企業の発展にプラスのビジネスチャンスを提供した。

中国は確固不動として対外開放の基本国策を遂行し、外資の積極的・効果的な活用を堅持し、外資構造を最適化し、外資の投資方法を拡充し、外資誘致ルートを開拓し、対外開放分野を拡大し、投資の円滑化を促進する。中国は引き続き外資投資関連法を整備し、知的財産権の保護を強化する。外資系企業の合理的懸念を速やかに解決し、各種企業の対中投資・事業のために安定した透明な法政策環境、統一的で開かれた市場環境、規範化された、効率的で法に則った行政環境を提供していく。

■米ドルの役割と人民元の国際化について

現在の国際通貨システムは歴史的に形成されたものだ。米ドルは主要な国際準備通貨であり、全世界の相当多くの大口貿易に使用され、投資・金融市場の取引でも大部分に使用されている。このため米国の通貨政策は全世界の流動性や資本流動に重要な影響を与える。米ドルの流動性の合理的な安定を保つべきだ。一国の通貨が国際的に幅広く受け入れられる通貨になるには、長い過程を要する。中国は経済規模と貿易規模において世界経済に重要な貢献を果たしている。

人民元は世界経済の発展に一定の役割を果たしている。だが人民元の国際化を実現するには、長い歴史的過程が必要だ。中国が現在、外国貿易・投資において人民元決済を試行しているのは、世界金融危機に対処するための具体的措置であり、貿易や投資の円滑化が目的だ。人民元決済の規模が急速に拡大していることは、この措置が市場のニーズに沿っていることを示している。

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