胡錦濤国家主席は7月30日夜、アメリカのブッシュ大統領と電話会談を行った。
ブッシュ大統領はその際、「私達は先月、フランスのエビアンでよい雰囲気の中で会談を行った。当面、両国関係は良好な発展ぶりを見せており、双方は一部の重大な国際問題について密接な協議と協力を保っている。アメリカ側は引き続き中国とのこうした協力を保っていきたい」と述べた。
これに対して、胡錦涛国家主席は「双方の合同の努力の下で、両国関係がここ数年来、引き続き改善し、発展してきた。両国は多くの国際問題と重要な分野における交流や協調及び協力の面で新たな進展を遂げた。中国側はアメリカと共に、両国関係の発展の勢いを引き続き維持するために努力していきたい」と述べた。
ブッシュ大統領はまた、中国がSARSの予防と治療の面で成功を収めたことに祝賀の意を示し、胡錦涛主席はこれに対して感謝の意を示した。
双方はまた、対話による朝鮮の核開発問題の解決について意見交換を行った。
「北京週報日本語版」2003年NO.32
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