中国の江沢民国家主席は2月21日午前、北京の人民大会堂で米国のブッシュ大統領と非公式と公式の会談を行った。双方は中米関係と重要な国際問題および地域的問題について深く掘り下げて意見を交換し、幅広くかつ重要な共通認識に達した。会談は積極的、建設的で、実り多いものだった。 江主席はまずブッシュ大統領の来訪に熱烈な歓迎の意を表明した。また「4カ月前、上海で非常によい会談を行い、きょうまた再会し、格別うれしく思っている。われわれは上海での会談で1つの重要な共通認識に達した。それは両国が共に努力し、建設的協力関係を発展させるというものだった。この4カ月間、双方の各分野の対話と協力に新たな進展がみられた。両国関係の発展は良好なものである。これに対し、中米両国人民は喜び、世界人民も喜んでいる」と述べた。
ブッシュ大統領は中国人民の温かいもてなしに心から感謝し、「妻と共に中国を訪問し、中国の大きな変化を目の当たりにできることを非常に喜んでいる。私は4カ月間に2度も、中国を訪問した。今回、北京の大きな変化を目にして、非常に深い印象を受けた」と述べた。
また中国人民が「9・11」事件後、米国人民に示した見舞いと反テロ闘争に対する支持に改めて感謝の意を表明した。
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