オバマ米大統領は4日、ホワイトハウスで中国の楊潔チ外交部長と会談した。
楊部長は「21世紀の第2の10年間の始まりにあたり、胡錦濤国家主席が国賓として米国を訪問することは、新時代の中米関係の発展に重要な意義を持つ。中米双方は緊密な意思疎通と協力を保ち、訪問の準備作業に全力で取り組み、その順調な成功を支えるべきだ。米側と共に、各分野での実務協力や2国間レベル、地域レベル、グローバルなレベルでの対話や協調を強化し、積極的・協力的・包括的な中米関係の前進を促していきたい」と表明した。
オバマ大統領は胡主席訪米への期待を表明。「胡主席の今回の訪米は時期も良く、意義も大きい。中国側と共に準備作業に拍車をかけ、真剣に取り組み、訪問の成功を確保したい」と述べた。
オバマ大統領はまた「良好な米中関係、米中関係の成功は米国と世界の双方にとって重要だ。中国側と共に努力し、両国の協力分野を拡大し、協力水準を高めたい。共同でグローバルな試練に対処し、積極的・協力的・包括的な米中関係を発展させ、両国民および国際社会に幸福をもたらしたい」と表明した。
楊部長は同日、ドニロン大統領補佐官(国家安全保障担当)とも会談し、中米関係、胡主席の訪米、関心を共有する国際・地域問題について意見交換した。(編集NA)
「人民網日本語版」2011年1月6日
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