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評論  
中国の高速鉄道に対する日本の非難は不合理

 

このほど、中国の高速鉄道の試験走行速度が時速486キロに達し、世界記録を打ち立てた。しかしこれと同時に、日本などは、中国の高速鉄道は日本の技術を盗んだものだと非難している。このような発言は中国の高速鉄道の発展能力を過小評価しており、中国を誣告、中傷するものである。中国のニュースサイト「光明網」が伝えた。

資料写真:日本の新幹線

日本が建設した本当の意味での世界初の高速鉄道――東海道新幹線は、1964年10月1日に開業。走行速度は時速210キロに達し、世界の高速鉄道の発展・繁栄を牽引してきた。1978年秋、日本の新幹線を視察した鄧小平は、中国の鉄道に対し「風のように速く」という切なる希望を掲げた。

ここ数年、中国は日本などの技術を導入して高速鉄道を急速に発展させてきた。しかしこれにより、さまざまなことを言われるようになった。日本の高速鉄道関係会社の幹部は、「中国で現在走行している多くの列車は、特許を輸出している国のものとほとんど同じで、外観や内部の装飾を少し変え、推進システムを改良してスピードアップをはかっただけだ」と指摘。JR東海の葛西敬之会長も英紙フィナンシャル・タイムズの取材に対し、「中国の高速鉄道は外国の技術を『盗用』しており、しかも安全を軽視していると非難している。

確かに、中国の高速鉄道は日本などの国の技術を学んで発展してきた。しかしだからといって、永遠に他国より遅れているわけではないし、それを超越しないとも限らない。日本の発展もゼロから生み出されたわけではなく、西洋の技術を導入した結果である。中国は高速鉄道の技術の上では後発優位性を享受して、多くの国の技術を統合したのであり、国際ルールに従って特許料を支払っている。これは合法的なものである。

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