
9月16日、浙江省長興県にある華能国際電力股份有限公司長興発電所で、政府の省エネ・CO2排出量削減作業計画に基づいて、高さ90メートルの巨大冷却塔2基が爆破解体された
国家発展改革委員会の解振華副主任は先ごろ行われた第2回中国都市省エネルギーCO2排出量削減サミットで、「おおまかな推算によると、今年第1~3四半期の単位GDP当たりエネルギー消費は同期比で3%前後下がった。「十一五」の省エネ目標は期限通り実現する見通しで、CO2排出量削減目標はすでに達成済み」との旨を明かした。
国務院が2006年から正式にスタートさせた「十一五」(2006~2010年)省エネ・CO2排出量削減計画によると、2006年から2010年までに、中国は電力、鉄鋼、建材、電解アルミニウム、鉄合金、カーバイド、コークス、石炭、板ガラスなど業界の立ち遅れた生産能力の淘汰に力を入れてきた。2010年には、中国のGDP1万元当たりエネルギー消費は2005年の1.22トン(標準石炭換算)から1トン(標準石炭換算)となり、20%前後下がった。単位工業増加値当たりの水使用量は30%下がり、主要汚染物質排出総量は10%減った。
解振華副主任は、「十一五」期間中、中国の省エネ・CO2排出量削減のための取り組みは極めて困難であったが、その成果は世界から注目された。「十一五」の最初の4年で、中国のGDP年平均成長率は11.4%だったが、エネルギーの年平均消費は6.8%しか増えなかった。
また、省エネ・CO2排出量削減によってエネルギー効率が上がり、「十一五」の最初の4年間で、エネルギー消費が標準石炭換算で4.9億トン、二酸化炭素排出が11.3億トン減り、中国が責任感ある大国であるというイメージを世界に示した。
「北京週報日本語版」2010年12月29日 |