アメリカ、韓国、日本の3ヶ国の外相は6日、アメリカの首都ワシントンで、朝鮮半島の情勢について会談し、「3ヶ国の協力を強化することが地域の平和と安定の維持にとって極めて重要だ」と強調した。
この日、3ヶ国外相は会談後、共同コミュニケを発表し、「米日同盟、米韓同盟および日韓パートナーシップはアジアの平和と安定の維持にとって極めて重要だ。両国間の共通の責任を踏まえて、共通の脅威に効果的に対応していく。3ヶ国は朝鮮の関連問題で、協調と交渉を強化し、それを保持していく。特に6ヶ国協議の枠組み内で、朝鮮にかかわる問題に対応するルートを探していくため、中国、ロシアとの協力を一段と強化していくことを期待する」と述べている。
なお、中国の胡錦涛国家主席は6日、アメリカのオバマ大統領との電話会談で、「朝鮮半島の非核化を実現させるには、対話と交渉を通じて、平和的な方式で核問題を解決し、半島および北東アジアの平和と安定を維持することは中国の一貫した立場であり、半島の核問題および関連問題を処理する立脚点でもある」と述べた。
「中国国際放送局 日本語版」 2010年12月07日
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